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ジャーニー設定は、ユーザーがジャーニーとどのように対話するかを定義します。
Journey Settings screen

ジャーニー設定

まず、ジャーニーに名前と説明を付けて、チームにその目的を明確に伝えます。一般的な例には次のものがあります:
  • カート放棄
  • ウェルカムキャンペーン
  • 非アクティブユーザーへのリーチアウト

エントリールール

エントリールールは、セグメントメンバーシップまたはカスタムイベントに基づいて、ユーザーがジャーニーに入る方法を定義します。 重要な注意事項:
  • ジャーニーエントリーは、セグメントまたはイベントによってのみトリガーできます。ジャーニーに入るための両方の基準を使用することはできません。
  • ユーザーがジャーニーに入る方法のトリガーメソッドを変更する場合は、元のジャーニーを停止してアーカイブし、複製する必要があります。ジャーニーがライブに設定されると、セグメントとイベントの間でトリガーを変更することはできません。
Segment-based Journey entry rule configuration

ジャーニーのエントリールール

オーディエンスセグメント

セグメントを含めるセグメントを除外するを使用して、ジャーニーの資格がある人を制御します。セグメントチェックはサブスクリプションレベルで行われ、ユーザーのすべてのサブスクリプションを考慮します。ユーザーがジャーニーに入る資格があるが、終了ルールにも適合する場合、終了する前にジャーニーの最初のステップに入ります。

含めるロジックと除外するロジックの仕組み

  • いずれかのサブスクリプション含まれるセグメントにある場合 → ユーザーはジャーニーに入ります。
  • いずれかのサブスクリプション除外されるセグメントにある場合 → ユーザーは完全にブロックされます。
ジャーニーは、ユーザーのすべてのサブスクリプションを使用してオーディエンスの適格性を評価します。予期しない動作を避けるために、常に含まれるセグメントと除外されるセグメントの両方を明示的に定義してください。例: 60時間以上非アクティブなユーザーをターゲットにしています(last_session > 60hrs)。
  • 含めるlast_session > 60hrsのセグメント
  • 除外するlast_session ≤ 60hrsのセグメント これにより、1つの非アクティブなサブスクリプションと1つのアクティブなサブスクリプションを持つユーザーが誤って資格を得ることを防ぎます。

将来の追加のみ

セグメントは動的であり、ユーザーが常に出入りしています。このオプションをチェックすると、ジャーニーがライブに設定されたときに、含まれるまたは除外されるセグメントに現在いるすべてのユーザーは、ジャーニーに入ることはありません。ユーザーがセグメントを離れて再度入った場合でも、ジャーニーに入ることはありません。 これは、ユーザーがジャーニーを1回完了した後に再入力すべきでない1回限りのオンボーディングキャンペーンに最適です。
ジャーニーがすでにライブになった後にセグメント基準を更新すると、動作がわずかに変わります:
  • ゴーライブ時に元のセグメントにいたユーザーは、永久に除外されたままで、何があっても入ることはできません。
  • 変更を保存した時点で新しいまたは更新されたセグメントにいるユーザーは、適格として扱われ、即座にジャーニーに入ります。
  • その後、更新されたセグメントに新たに資格を得たユーザーのみが入ります。
このため、ターゲットオーディエンスを大幅に変更する必要がある場合、ベストプラクティスは次のとおりです:
  1. ジャーニーを複製する
  2. 新しいセグメントを適用する
  3. 複製に「将来の追加のみ」を設定する
  4. 新しいジャーニーを開始する
  5. 既存のユーザーが完了したら、古いジャーニーをアーカイブする

カスタムイベント

カスタムイベントは現在ベータ版であり、APIまたはUIにわずかな変更がある可能性があります。アクセスをリクエストするには、次の情報とともにsupport@onesignal.comにメールしてください:
  • 会社名
  • OneSignal組織ID
  • 有効にするOneSignalアプリID
有効にすると、カスタムイベントを選択してジャーニーエントリーをトリガーできます。イベント要件を満たすユーザーは、同時に複数回ジャーニーに参加できます。カスタムイベントがトリガー条件に一致すると、ユーザーはジャーニーに入り、そのイベントが保存されます。保存されたイベントは、Liquid構文で参照したり、イベントマッチングに使用したりできます。
Custom event selection for Journey entry

カスタムイベントのジャーニーエントリールール

API経由で送信する予定のイベント名を入力します。 ジャーニーに入る人をフィルタリングするために参照したい追加のプロパティを追加します:
Journey custom event property filters

イベントプロパティを選択

構築するシーケンスの追加を完了してから、ジャーニーをライブに設定します。

終了ルール

終了ルールは、ユーザーが自動的にジャーニーを離れるタイミングを定義します。再入力設定に基づいて後で再入力できます。

ジャーニー終了ルール

ユーザーがアプリ/ウェブサイトでアクティブになったときに終了

ユーザーがOneSignal SDKを使用してアプリまたはウェブサイトに戻るとすぐに、「最後のセッション」が更新され、再びアクティブになります。したがって、ジャーニーを終了します。 再エンゲージメントまたは再活性化ジャーニーに役立ちます。

ユーザーがオーディエンス条件に一致しなくなったときに終了

元のセグメントフィルターに一致しなくなった場合、ユーザーを自動的に削除します。行動ベースのターゲティングに最適です。

ユーザーがセグメントに入ったときに終了

ユーザーがいつでも選択したセグメントに入ると、ジャーニーから削除され、メッセージの受信を停止します。
ジャーニーに入るときに既にセグメントにいる場合、最初のステップのみを完了し、「早期終了」としてマークされます。メッセージが送信されないようにするには、最初のステップとして待機ステップを使用してください。

ユーザーが早期に終了したときにタグを付ける

早期終了時のタグユーザー

ユーザーが早期に終了したときにタグを適用または削除します。
  • 既存のタグを削除するには、値を空白のままにします。
  • アプリがタグ制限に達している場合、タグは適用されません。

一般的な使用例

  • 別のジャーニーをトリガーする: ユーザーにタグを付け(例:exited-journey-1:true)、そのタグを使用して次のジャーニーのセグメントを定義します。
  • 同時ジャーニーを制限する: ユーザーが入るときにタグを付け(in-journey:true)、完了または終了するときにタグを削除します。これにより、そのタグを使用して他のジャーニーから除外できます。

再入力ルール

再入力ルールは、ユーザーが終了した後にジャーニーに再度入ることができるかどうか、およびいつ入ることができるかを決定します。再入力ルールは、任意のセグメントベースのジャーニーに対して構成できます。
Re-entry configuration for a Journey

ジャーニー再入力ルール。

次の用途に使用します:
  • **1回限りのジャーニー:**例:ブラックフライデープロモーション
  • **定期的なキャンペーン:**例:カート放棄または非アクティブベースのキャンペーン
  • 再入力設定は、ルールが更新されたに終了したユーザーにのみ適用されます。 それ以前の終了は、元の再入力構成に従います。
  • 再入力は、イベントトリガージャーニーではサポートされていません。

ジャーニーをスケジュールする

Configure schedule for Journey start and end

ジャーニースケジュールオプション

開始時刻

  • ジャーニーは、開始時刻までダッシュボードにスケジュール済みとして表示されます。
  • 構成された開始時刻に自動的にアクティブになります。

終了時刻

  • 終了時刻に達すると、ジャーニーは停止してアーカイブされます
  • 現在ジャーニーにいるユーザーに対してすべてのメッセージが即座に停止します。
  • これらのユーザーは、終了または早期終了イベントをトリガーしません

現在のユーザーにジャーニーを完了させる

新しいユーザーの入場を停止し、現在のユーザーを完了させるには:
  1. 含まれるセグメントを空のもの(例:テストユーザーセグメント)に変更します。
  2. 「ユーザーがオーディエンス条件に一致しなくなったときに終了」のチェックを外します
これにより、既存のユーザーが最後まで続行できるようになります。
アカウントがジャーニー制限に達している場合:
  • スケジュールされたジャーニーは開始されません
  • 最新のスケジューラーに通知されます。 解決するには、アクティブなジャーニーをアーカイブしてから、再試行してください。